日曜サスペンス劇場(7) / 7人

 
 結城操、野田、羽山の3人には、「同じ大学」という以外の共通点があった。
 彼らは全員、同じ映画研究会の会員だった。
 もちろん、映画研究会は彼ら3人以外にもいる。
 阿佐ヶ谷達夫、沢田余空という男性ふたり。
 さらに朝比奈、館石ヒナノという女性ふたり。
 彼ら7人がエイケンのメンバーである。


 野田は大道具関係を受けもっている。
 羽山は、あまり熱心な参加者ではない。
 だが、今回はヒロイン役を演じることができるとはりきっている。
 阿佐ヶ谷の特徴を簡単にいうと「ホスト的」「軽い」といった印象が強い。
 沢田は、特殊効果に秀でている。
 特に、射撃シーンの効果の演出がうまい。
 朝比奈はどちらかというと地味な外見をしている。
 館石は背が低く、女子高生にも見える。

 
 彼らはエイケンの部室で、次の映画について、半分会議、半分雑談をしていた。


 補足
 一緒にプレイした方へ
 名前・漢字等未確認です。
 ご連絡いただければ、これから修正・訂正いたします。
 書き込みをお願いします。


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