[アナログゲーム放浪記]「メインリーゲ」

 アナログゲームの話を書いていきます。


 今回紹介する「メインリーゲ」は運の要素がほとんどありません。
 しかしながら、囲碁や将棋ほどは技術の差がありません。


 どんなゲームか簡単に紹介しましょう。
 ゲーム開始時、各プレイヤーには、部下とポストと紙幣が同じ量配られます。
 毎ターン、各プレイヤーは自分の部下を、他人のポストに配置するよう依頼します。
 この依頼が承諾されると、以後お給料が銀行から部下の持ち主へと支払われます。
(全プレイヤーの所持金の合計は毎回増加します)
 しかし、ポストは部下の人数より少ないのです。
 しかし、プレイヤーは自分の部下をポストにつけたいです。
 そこで、ポストの持ち主に「賄賂」を送ります。
 この「賄賂」に関するルールがほとんどないのがミソです。
 なんと「賄賂」を受けとっておいて、約束を反故にすることさえ可能なのです。
 一定ターン、上記の作業を繰り返します。
 最終的に所持金の最も多いプレイヤーが勝ちます。
 ゲームの最中には、所持金の額を公開しません。
 そのため、お互いに「あいつが一番所持金が多いぞ!」といいながらゲームを進めていきます。
 盛り上がります!