日曜サスペンス劇場(38) / あらすじ・その2

 現時点での主な登場人物

  ・朝比奈サヤカ(女)
  ・沢田ヨゾラ (男)
  ・羽山トモカ (女)
  ・福田ヤスオ (男)
  ・阿佐ヶ谷タクロウ(男)
  ・館石ヒナノ (女)
  ・結城ミサオ (女)
  ・片倉ナツキ (女)
 
 ※少しブランクがあったので、あらすじを記載します。

 発端は、イツキが同じ大学で一番のお嬢様、結城ミサオをふったことかもしれない。
 イツキを諦めきれないミサオは、彼を夜遅くに呼びだした。
 その夜遅く、イツキは交通事故にあって死んでしまう。
 羽山トモカが飲酒運転をしていたのだ。
 幸運なことに、この事故の目撃者は、呼びだをしたミサオだけであった。
 なぜか、結城ミサオはこの事故を警察に告げなかった。


 一方。
 イツキの死を耳にした福田ヤスオは、親友のかたきをとろうと決意した。
 誰が車を運転していたかは分からない。
(ミサオが「犯人」を誰にも言わなかったためだ)
 ここで、ヤスオは考える。
 イツキが事故にまきこまれたのはなぜか?
 ミサオが呼びだしたからだ。
 では、ミサオに復讐するというのはどうだろう?

 
 それとは別に。
 阿佐ヶ谷タクロウは怪盗だった。
 今回の盗みのターゲットはミサオである。
 隙を見て、ミサオから大金を盗もうと計画していた。


 そんな矢先、彼らはゴールデンウィークを利用し撮影旅行に出発した。
(4人とも同じ大学の映画研究会なのです)
 ミサオの用意したクルーザーに、
まずミサオ、続いてトモカ、ヤスオ、タクロウの3人が乗り込んだ。
 さらに、同じサークルの、
朝比奈サヤカ、沢田ヨゾラ、館石ヒナノも加わる。
 そこには、ミサオのお手伝い、片倉ナツキも乗っていた。
 クルーザーは順調に海上を進み、島に到着しました。
(この島も結城家の所有物である)


 タクロウはいつの間にかいなくなっていました。
 もちろん一行はタクロウを捜します。
 しかし、タクロウの影も形もない。
 一体何が起こったのだろうか?
 海は何も答えてくれない……。
(つづく)

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